ホスティングアカウントのアップグレード
単独のドメインまたはWebサイトの設定を修正するには以下を実行します。
- ホームページから必要なドメイン名をクリックします。
- より多くのディスク容量や帯域幅やその他のリソースを割り当てるには、[ドメイン]グループの[制限]アイコンをクリックして必要に応じて以下の設定を調整してください。
- サブドメインの上限数。 このドメインの下にホストできるサブドメインの数を指定します。
- ディスク容量。 ドメインに関連しているホスティングアカウントに割り当てられるディスク空き容量の総量を指定します。 この量はメガバイトで計測されます。 全てのドメインおよびWebサイトに関連する全てのファイルが占有するディスクの空き容量が含まれます。 Webサイトコンテンツ、データベース、アプリケーション、メールボックス、ログファイル、そしてバックアップファイルです。 いわゆるソフトクォータです。 超過すると、ドメイン名やWebサイトは自動的に停止されることはなく、ご自身とプロバイダのメールアドレスにその旨通知が送られ、リソースの過多量は名前の左側のコントロールパネルに表示されているアイコン
に示されます(ホームページのドメイン名のリストをご参照ください)。 - トラフィックの上限量。 1ヶ月間にWebサイトから転送できるデータ量をメガバイトで指定します。 制限量に達すると、ご自身とプロバイダのメールアドレスにその旨通知が送られ、リソースの過多量は名前の左側のコントロールパネルに表示されているアイコンに示されます(ホームページのドメイン名のリストをご参照ください)。
- Web ユーザの上限数。 ドメインオーナーが自身のドメインの下の他のユーザのためにホストできる個人Webページ数を指定します。 このサービスは主に、学生やスタッフの非営利的なパーソナルページをホストする教育機関に使用されています。 そういったページのWebアドレスは通常 http://your-domain.com/‾username となります。 個人Webページに埋め込まれたスクリプトが実行できるようにする場合は、[Webユーザーへのスクリプトの使用の許可]チェックボックスも選択してください。
- データベースの上限数 1つのドメイン内でホストできるデータベースの数を指定します。
- メールボックスの上限数。 1つのドメイン内でホストできるメールボックスの数を指定します。
- メールボックスクォータ。 1つのドメイン内の各メールボックスに割り当てられるディスク容量をキロバイトで指定します。
- メールフォワーダの上限数 1つのドメイン内で使用できるメール転送の数を指定します。
- メール自動応答の上限数。 1つのドメイン内で設定できるメール自動応答の数を指定します。
- メーリングリストの上限数。 ドメインオーナーが1つのドメイン内で実行可能なメーリングリストの数を指定します。 メーリングリストは、オプションでサーバにインストールされたGNU Mailmanソフトウェアにより提供されます。 使用したいにもかかわらずインストールされていない場合にはプロバイダにインストールを依頼してください。
- Javaアプリケーションの上限数。 ドメインオーナーが1つのドメインにインストールできるJavaアプリケーションまたはアプレットの上限数を指定します。
- 有効期間。 ホスティングアカウントの期間を指定します。 この期間が終了すれば、ドメインおよびWebサイトは停止されます。そのWeb、FTP、メールサービスはインターネットユーザにはアクセスできなくなります。また、ドメインオーナーはコントロールパネルにログインできなくなります。
- [OK]をクリックします。
- ホスティングの機能を追加するには(プログラミング言語やスクリプトへの対応など)、[ホスティング]グループの[設定]アイコンをクリックして以下の設定を必要に応じて調整してください。
- IPアドレス. 選択先のIPアドレスが複数ある場合、[IPアドレスの選択]ドロップダウンボックスから必要なアドレスを選択します。 SSL(Secure Sockets Layer)データ暗号化を実行するために、E-コマースサイトはIPアドレス(他のサイトと共有でない)が必要であることを忘れないでください。
- SSL対応。 Secure Sockets Layer(SSL)暗号化は一般に専用IPアドレス上で実行されるe-コマースWebサイトでのオンライントランザクションの間の機密データの転送を保護するために使用されます。 暗号化プロセスに参加するSSL認証は、通常単一のIPアドレス上の単一のドメイン名に適用されます。そこで、SSLプロテクションを必要とする各サイトは専用IP アドレス上でホストされる必要があります。 例外はサブドメインで、ここではワイルドカード認証で保護することができます。 単一のアドレス(共有またはネームベースホスティング)上で異なるドメイン名を持ついくつかのWebサイトをホストするWebサーバ上にSSL認証をインストールすることは技術的に可能ですが、この方法はお奨めしません。 暗号化は行われますが、セキュアサイトに接続しようとすると、ユーザに警告メッセージが表示されます。 Webサイト用のSSL暗号化を許可するには、[SSL対応]チェックボックスを選択してください。
- 証明書 選択先のSSL証明書が複数ある場合、このWebサイトのオンライン取引を暗号化するためWebサーバが使用しているSSL証明書を選択してください。
- SSLコンテンツおよび非SSLコンテンツを格納する為の単一のディレクトリの使用 デフォルトでは、ユーザがFTPアカウントを通じてサイトを公開する場合、
httpsdocs
ディレクトリへのセキュアな接続を経由してアクセスできるようにしなければならないWebコンテンツおよびプレーンHTTPを経由してhttpdocs
ディレクトリにアクセスできるようにしなければなならないWebコンテンツをアップロードする必要があります。 単一の場所(httpdocs
ディレクトリ)を通じて全てのコンテンツを公開するのに便利なように、[SSLおよび非SSLコンテンツの格納用に単一ディレクトリの使用]チェックボックスを選択してください。 - FTPログインおよびFTPパスワード FTP経由のサーバへのサイトを発行するのに使用するユーザ名およびパスワードを指定します。 [パスワードの確認]ボックスでパスワードを再入力してください。
- ハードディスククォータ。 このサイトのWebスペースに割り当てるディスク容量をメガバイト単位で指定します。 これは、制限に達した場合にさらに多くのファイルをWebスペースに書き込めないようにする、いわゆるハードクォータです。 ファイルを書き込もうとすると、ユーザには「ディスクの空き容量不足」エラーが発生します。 ハードクォータはサーバのオペレーティングシステムで有効化されます。[ハードディスククォータ]フィールドで「ハードディスククォータ対応なし」という旨のコメントが表示されていて、ハードクォータを使用したい場合は、 プロバイダまたはサーバ管理者に連絡してクォータを有効にするよう依頼してください。
- FTP ユーザの 信用情報でのサーバへのShellアクセス これにより、サイトオーナーはSecure Socket Shell 接続を通じて信頼性を持ってWebコンテンツをサーバにアップロードできます。ただし、Shellアクセスを許可することによってもサーバセキュリティに対する潜在的な脅威がもたらせれます。そこで、Shellアクセスを許可せずに[禁止]オプションを選択しておくことをお奨めします。
- FrontPage対応 Microsoft FrontPageは人気のあるWebサイト開発ツールです。 ユーザがMicrosoft FrontPageを通じてサイトを公開したり、修正したりできるように、[FrontPage対応]および[FrontPage over SSL対応]チェックボックスを選択し、[FrontPageオーサリング]オプションを[有効]に設定して、 [FrontPage管理者ログイン]および[パスワード]を指定します。
- 動的WebサイトおよびサーバサイドWebアプリケーションの開発に幅広く使用される言語のプログラミングおよびスクリプトへの対応 以下のどのプログラミング言語またはスクリプト言語がWebサーバにより割り込み、実行または処理されるのかを指定します。 Active Server Pages(ASP)、Server Side Includes (SSI)、PHP hypertext preprocessor(PHP)、 Common Gateway Interface (CGI)、Perl、Python、ColdFusion、および Miva e-コマースソリューションに必要な Miva スクリプト言語。 デフォルトでは PHP は機能上の制限からセーフモードで操作するよう設定されています。 PHP セーフモードについて詳細は http://php.net/features.safe-mode をご参照ください。 Web アプリケーションによってはセーフモードが有効になっていると正常に動作しないことがあります。 サイトのアプリケーションがセーフモードのために失敗した場合はセーフモードをオフに切り替えてください(またはプロバイダにその旨依頼してください)。それには、ホスティングアカウントプロパティで[PHP 'safe_mode' on]チェックボックスの選択を外します([ホスティング]グループで[ホーム]>[ドメイン名]>[設定]アイコン)。
- Web統計。 ドメインおよびWebサイトオーナーがサイトや表示したサイトのページの訪問者の人数に関する情報を表示できるようにするために、[Web統計]および[パスワードで保護されたディレクトリ /plesk-stat/ 経由でアクセス可能]チェックボックスを選択します。 これによりWebalizer統計ソフトウェアがインストールされますが、このソフトウェアによりレポートが生成され、そのレポートをパスワードで保護されたディレクトリに配置されます。 ドメインやWebサイトのオーナーは自分のFTPアカウントのログインとパスワードを使用して、URL https://your-domain.com/plesk-stat/ にあるWeb統計にアクセスできます。
- カスタムエラードキュメント。 サイトを訪れているビジターがWebサーバが見つけられないページを要求する場合、Webサーバによりエラーメッセージを伴った標準のHTML ページが生成され、表示されます。 ご自身のエラーページを作成し、ご自身のサーバ上でそのページを使用したり、顧客が使用できるようにしたりする場合は、[カスタムエラードキュメント]チェックボックスを選択します。
- [OK]をクリックします。