Dr.Web アンチウィルスの設定

ドクターウェブ社が開発した Dr.Web アンチウィルスソフトウェアを使用してE-mail ユーザにアンチウィルス保護を提供することができます。デフォルトライセンスキーは無料で 15 個のメールアカウントの アンチウィルス保護をサポートしています。 必要な数のメールボックスの保護をサポートするライセンスを取得するには、ales@swsoft.co.jp にご連絡ください。

Dr.Web アンチウィルスについて詳細は www.drweb.com をご参照ください。

Plesk のインストール中に Dr.Web パッケージをインストールしなかった場合は、Plesk ディストリビューションから RPM パッケージ drweb および drweb-qmail をインストールしてください。 パッケージは /opt/drweb ディレクトリにあります。

  1. 作業ディレクトリを Plesk ディストリビューションがあるロケーションに変えます。
  2. 以下のコマンドを実行します。

    #rpm -i ./opt/drweb-4.31.4-plesk.glibc.2.2.i586.rpm

    #rpm -i ./opt/drweb/drweb-qmail-4.31-rh9.build040617.14.i586.rpm

パッケージがインストールされれば、Dr.Web サービスは自動的に起動します。 デフォルトではアンチウィルススキャナは無効になっています。 それを有効化すると、ウイルスやその他の不正コードを含む E-mail メッセージはすべて拒否されて /var/drweb/infected ディレクトリに置かれます。 このディレクトリを適宜整理するか、Crontab スケジューラでタスクをスケジュールしてください。

アンチウィルスデータベースの定義を更新するには以下のコマンドを実行してください。

# /opt/drweb/update/update.pl.

Crontab タスクが 1 日に 1 回、更新を自動的に取得するようにスケジュールすることをお勧め致します。

アンチウィルス保護はメールボックスごとに有効化されているため、メールボックスを設定したときだけアンチウィルス保護をオンに切り替えることができます。

メールボックスのアンチウィルス保護を設定するには「ウイルスからのメールボックスの保護」のセクションに進んでください。